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賃貸の「付帯商品」とは?消毒代・24時間サポートは外せる?見積書の見分け方を大分の管理会社が解説

気になる部屋が見つかり、初期費用の見積書をもらったら、知らない項目がいくつも並んでいた。そんな経験はありませんか?「消毒・抗菌」「24時間サポート」「消火器」など、家賃や敷金とは別に付いている商品やサービスを、不動産業界では「付帯商品」と呼びます。

この記事は、賃貸の申込前で見積書を確認している方に向けて、付帯商品の見分け方をまとめたものです。先に結論をお伝えすると、保証料・火災保険・鍵交換以外の追加項目は、付帯商品と考えてよく、申込前に「任意かどうか」を確認するのが大切です。

大分市で賃貸管理をしているタカラ不動産の現場の経験も交えて、外せるもの・外せないもの、確認の仕方を解説します。

結論:見積書は3つのグループに分けて見る

見積書の項目は、次の3つに分けると判断しやすくなります。

  1. 部屋を借りるための基本費用:家賃・共益費、敷金、礼金、仲介手数料など

  2. 原則として外せない費用:保証会社の保証料、火災保険料(鍵交換費は外せる場合もありますが、防犯面からおすすめしない)

  3. 付帯商品:上記以外の追加項目。消毒・抗菌、害虫駆除、消火器、24時間サポートなど

付帯商品の中でも、消毒代のように相談で外れることが多いものと、24時間サポートのように外せないことが多いものがあります。大切なのは、申込前に「この項目は必須ですか、任意ですか」と確認することです。

付帯商品とは?

付帯商品とは、部屋を借りることそのものとは別に、契約時にセットで案内される商品やサービスのことです。名称は会社によってばらばらで、例えば次のような書き方をされます。

  • 室内消毒、抗菌施工、消臭代

  • 害虫駆除、入居前殺虫作業

  • 簡易消火器、投てき用消火剤

  • 入居者安心パック、24時間駆けつけサービス

  • 鍵のトラブル対応サービス

これらは「あれば便利」なものですが、部屋を借りるために絶対に必要とは限りません。それにもかかわらず、見積書では家賃や敷金と同じ並びに書かれることが多く、「払うもの」と思い込んでしまう方が少なくありません。

また、付帯商品を付けるかどうかは、部屋ごとではなく「その部屋を管理している管理会社」の方針で決まっていることが多いです。そのため、家賃が同じくらいの部屋でも、初期費用の総額が大きく違うことがあります。

見積書の項目別:外せるもの・外せないもの

下の表は、タカラ不動産が管理・仲介の現場で見ている一般的な傾向です。実際の扱いは物件と管理会社ごとに異なるため、必ず個別に確認してください。

項目

位置づけ

外せるか

理由

保証料(家賃保証会社)

契約条件

ほぼ外せない(大手法人契約を除く)

保証会社への加入が契約の必須条件として契約条項に入っているため

火災保険料

契約条件

ほぼ外せない

入居中の事故の際、オーナーへの賠償を含む内容があるため

鍵交換費

契約条件のことが多い

外せる場合もある

ただし前の入居者の鍵が使える状態になるため、防犯面からおすすめしない

24時間サポート

付帯商品

外せないことが多い

保険のような機能が含まれているケースが多いため

室内消毒・抗菌・消臭

付帯商品

相談で外れることが多い

最初は「外せない」と案内されても、相談を続けると外れるケースが多い

害虫駆除・消火器・その他のパック

付帯商品

物件・管理会社による

まず「任意か必須か」を確認する

見分け方の目安はシンプルです。家賃・敷金・礼金・仲介手数料などの基本費用と、保証料・火災保険・鍵交換を除いた追加項目は、基本的に付帯商品と考えて構いません。

付帯商品を外したいときの確認の仕方

付帯商品は、申込をする前に確認するのが一番スムーズです。契約直前になると、日程に追われてそのまま払ってしまいがちです。

  1. 申込前に初期費用の内訳を書面でもらう:合計金額だけでなく、項目ごとの金額を確認します。

  2. 知らない項目に印を付ける:基本費用と保証料・火災保険・鍵交換以外が、確認の対象です。

  3. 「この項目は必須ですか、任意ですか」と聞く:不要なものは、その場で外せるか相談します。

  4. 外せない場合は、総額で他の物件と比べる:家賃が少し高くても、初期費用の総額では別の物件の方が安いこともあります。

「最初は外せないと言われたが、相談したら外れた」ということも現場ではよくあります。ただし、貸主が契約条件としている場合は外せないこともあります。外せるかどうかにこだわりすぎず、「その部屋にその総額を払う価値があるか」で判断するのがおすすめです。

大分の場合:付帯商品は0円から10万円台まで幅がある

大分の賃貸では、付帯商品の合計は0円から10万円台まで、管理会社によって大きな幅があります(タカラ不動産が把握している範囲)。近年は大分でも、付帯商品を複数組み合わせて案内する管理会社が増えています。

たとえば、家賃が同じ部屋Aと部屋Bがあったとします(数字は説明用の計算例です)。

部屋A

部屋B

家賃

45,000円

45,000円

付帯商品の合計

0円

70,000円

差額

—

約1.5か月分の家賃

家賃だけを見ると同じ条件ですが、入居時の支払いは家賃1.5か月分ほど違います。大分で部屋を比べるときは、「家賃」だけでなく「初期費用の総額と内訳」を並べて見ることをおすすめします。

タカラ不動産が付帯商品をほぼ付けない理由

タカラ不動産では、お客様から要望のない付帯商品は付けていません。管理物件で案内しているのは、任意の「入居前殺虫作業(5,500円)」のみで、これも外すことができます。

空室対策をお願いしている立場だから

私たちはオーナー様から物件をお預かりしている管理会社として、空室を減らすことを最優先にしています。そのため、オーナー様にフリーレント(一定期間の家賃無料)や、初期費用の一部負担をご提案することがあります。オーナー様に初期費用を下げていただきながら、管理会社が付帯商品を上乗せするのは筋が違う、と考えています。

殺虫作業だけ残している理由

入居前殺虫作業は、過去に虫が苦手なお客様からご要望をいただいたことがきっかけです。入居後の虫(主にGなど)の対応は、危険な害虫や大量発生でない限り、原則として入居者様ご自身で対応して頂く必要がございます。そのため、虫が苦手な方向けの選択肢としてご用意しています。

付帯商品の代わりに、入居後の暮らしを支える

部屋を貸すだけでなく、その周りの生活まで含めて住まいだと考えています。そのため管理物件の入居者様には、工具やキャンプ用品の無料レンタル、無料レンタカー、提携温泉の無料利用(シーズン限定)など、大分での暮らしを豊かにするサービスを用意しています。契約時にお金をいただくのではなく、入居後に「住んでよかった」と感じてもらえる形を目指しています。

また、募集ページでは月額費用や初期費用の内訳を明示しています。申込前に総額が分かるので、見積書を取って初めて驚く、ということを減らせます。

よくある質問

賃貸の消毒代は断れますか?

断れるケースが多いです。最初は「外せない」と案内されても、相談を続けると外れることがよくあります。ただし貸主が契約条件にしている場合は外せないため、申込前に確認してください。

24時間サポートに加入しないと契約できないことはありますか?

あります。保険のような機能が含まれているケースが多く、外せないことがほとんどです。気になる場合は、何が補償されるのかを確認しておくと安心です。

付帯商品と、保証料・火災保険・鍵交換費の違いは何ですか?

保証料と火災保険は契約の条件として決められていることが多く、まず外せません。鍵交換費は外せる場合もありますが、防犯面からおすすめしません。付帯商品はそれ以外の追加項目で、任意のものが含まれます。

見積書のどこを見れば付帯商品だと分かりますか?

家賃・敷金・礼金・仲介手数料などの基本費用と、保証料・火災保険・鍵交換を除いた項目を見てください。それ以外は、基本的に付帯商品と考えて構いません。

大分では付帯商品はどれくらいかかりますか?

0円から10万円台まで、大きな幅があります。付帯商品の有無や金額は、管理会社によって条件が異なるためです。家賃だけでなく、初期費用の総額で比べることをおすすめします。

まとめ

  • 保証料・火災保険・鍵交換以外の追加項目は、基本的に付帯商品

  • 消毒代は相談で外れることが多く、24時間サポートは外せないことが多い

  • 確認は申込前に、内訳を書面でもらって行う

  • 大分では付帯商品の合計に0円〜10万円台の幅があるため、部屋は「初期費用の総額」で比べる

初期費用全体の内訳や相場は、「賃貸の初期費用はいくら?」の記事で詳しく解説しています。タカラ不動産の物件ページでは、初期費用の内訳を申込前から確認できます。総額で比べながら、部屋探しにご活用ください。

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